UTKの仕事

溶融亜鉛めっき加工

10年後、20年後の製品の品質や安全性までを左右するのが表面処理です。傷や腐蝕から金属製品を守るこの重要な技術を、当社は北海道におけるめっき加工技術の先駆者として研いてきました。

防錆加工

溶融亜鉛めっき

金属製品の腐食や錆び浮きを防ぎ、製品寿命を延ばす防錆(ぼうせい)加工は、機能はもちろん安全性に関わる重要な技術です。多くの表面処理技術のなかでも、経済性、耐久性の面でも高く評価され、もっとも優れた方法として定評のあるのが「溶融亜鉛めっき」加工です。

溶融亜鉛めっき

溶融亜鉛めっき
溶融亜鉛めっき
溶融亜鉛めっき

優れた耐食性で強固

溶融亜鉛めっきは、素材の表面に薄く強固に形成される保護被膜と、亜鉛特有の電気化学防食作用により、大気中・淡水中・海水中・土壌中など、あらゆる環境のもとで高い防食性能を示します。
例えば、田園山間地帯では50~70年、亜硫酸ガスの多い重工業地帯でも10年以上に渡って十分な効果を発揮します。

高い耐久性で経済的

鉄と亜鉛の合金反応によって生まれる保護被膜は、衝撃や摩擦などにも強く、通常の取扱いで剥離することはありません。
溶融亜鉛めっきは、効果が長く持続するうえ、メンテナンスの必要もないため、他の方法に比べて最終的なコストを低く抑えることができます。

均一な加工処理で安心

素材を溶融亜鉛に浸漬させることにより、中空体の内面といった目に見えない部分、手の届かない部分にも、均一なめっき処理が可能です。隠れた部分から腐蝕していたという事もない信頼の加工処理です。

当社は1979年、亜鉛めっき加工として「JIS規格認定工場」の許可を取得。北海道初の認定工場となりました。
1989年には各設備に自動制御を取り入れた全国規模でも画期的な新鋭工場を建設。万全の体制を組むとともに、経験と実績に裏打ちされたノウハウを蓄積して、確かな製品を仕上げるための品質管理を徹底しています。

溶融亜鉛めっき加工は、信頼と実績の「北海道内田鍛工」にぜひお任せください。

自社めっき炉設備
  • 大釜:1,500W×2,050H×8,500L(有効寸法1,400W×1,700H×8,200L)
  • 小釜:800W×1,000H×3,500L

溶融亜鉛めっきガイドブック

溶融亜鉛めっきガイドブック

溶融亜鉛めっき加工に関するガイドブックを配布中です。
特性を始めとして、耐久性・作業工程例・設計、製作上での留意点など詳細を記載しています。製品設計の現場等で、広くお役立てください。

全31ページ(編集:北海道内田鍛工(株)2019年版)

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