BUSINESS

テクノロジーを鍛え続けるUTK

古くて新しい材料「鉄」の、スペシャリストであり続ける。

さまざまな材料の中でも、資源量が豊富で扱いやすい「鉄」を、人は紀元前から利用してきました。多様な加工方法がある中で、日本古来の刀鍛冶も用いた「鍛造」を、UTKは創業以来のコア技術としてきました。鍛造は自在に成形できる塑性加工であると同時に、内部の結晶を細かくして組織を均質にし強度を高める=「鍛える」という、他の加工にはない特長を持ちます。我々は現在も、この技術を大切に受け継いでいます。
一方で、鍛造以外の技術にも果敢に挑んできました。現在ではプレス加工のほか、後工程のめっきや溶接も自社で行います。何十年もの屋外使用に耐えうる製品を、設計からシミュレーション、金型設計・製作、加工、検査、納品まで社内で行う一貫体制は、市場における大きな強みとなっています。
鉄が叩かれて強くなり、筋肉が負荷に抗って大きくなるように、どんな難題もNOとは言わず受けて立つ姿勢で技術力を鍛えてきた結果、UTKは「鉄によって社会インフラを支えるスペシャリスト企業」となりました。近年、材料としての鉄は、より薄く強度が高いものなど多様な種類が現れ、豊富な知見がなければ扱えないものとなっています。鉄のスペシャリストである我々の存在価値は、ますます高まっていると言えるでしょう。

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